BLOG社員ブログ ディジぶろ
2015年03月18日
リチウムイオン電池その2
おはようございます。DTグルトンです
3月中旬になり、寒さもだいぶマシになってきましたね
寒さが緩んでくると次に待っているのが花粉です
通勤途中でもマスクをしている方を多く見かけます。
もちろん私も着用しています。
今回は、前々回に続きリチウムイオン電池に関して書きます。
リチウムイオン電池は、ノートパソコンや携帯電話の普及に伴って爆発的に世間に広まりました。
大容量で機器を長く使用でき、充電により繰り返し使えるという便利な物ですが、充電を繰り返している内
に電池が膨れたり、発熱、発火、破裂などの安全性の問題も起きていました。
昔の携帯電話で電池が膨れて蓋が閉まらなくなったなどの経験はありませんか?
そもそもリチウム(単体)は、化学反応を起こしやすい物質であり、水に入れるだけで燃えてしまいます。
リチウムイオン電池内部では、リチウムが単体の状態にならないような工夫が施されています。
しかし、リチウムイオン電池を過充電したり、過放電、機械的な損傷を与えることにより、リチウムが溶け
出し、発火するなどの危険な状態になってしまいます。
そのため、近年のリチウムイオン電池には保護回路というものが組み込まれています。
(当然、弊社製品のリチウムイオン電池にも内蔵しています)
保護回路により、以下を保護されています。
・過充電時の充電停止
・過放電時の放電停止
・外部短絡などの大電流放電の停止
これにより、ある程度の安全性は保護されています。
※機械的な損傷については、ご使用される方ご自身で注意して頂かなければなりません。