BLOG社員ブログ ディジぶろ

2015年04月15日

環境問題への取り組み(RoHS指令:その1)

おはようございます。DTグルトンです

 

今日はディジ・テックの環境問題への取り組みを紹介致します。

 

ディジ・テックの製品は、全てRoHS指令に対応しております。

このRoHS指令とは何でしょうか。

RoHS指令とは、電子・電気機器における特定有害物質の使用制限について欧州連合(EU)による指令です。

EU加盟国内において、以下の物質が指定値を超えて含まれた電子・電気機器は販売することができません。

1.鉛:1000ppm以下

2.水銀:1000ppm以下

3.カドミウム:100ppm以下

4.六価クロム:1000ppm以下

5.PBB(ポリ臭化ビフェニル):1000ppm以下

6.PBDE(ポリ臭化ジフェニルエーテル):1000ppm以下

 

今回は、この中の1と2について、どのような有害物質なのかを説明します。

 

1.鉛

鉛に汚染された食品を摂取しつづけた場合、体内に鉛が蓄積し中毒症状を起こす危険があります。

鉛中毒や鉛毒などと呼ばれています。

電子機器で使用される場所として、基板上の電子部品や部品実装に用いる半田があります。

ディジ・テックの製品で採用している電子部品は全てRoHS指令対応品であり、実装に用いる半田は鉛フリー(鉛を含まない)品を使用しています。

 

2.水銀

鉛と同様に水銀によって中毒症状を起こす危険があります。

みなさん良くご存知の水俣病の原因となる物質です。

電子機器で使用される場所として、乾電池があります。

ディジ・テックの製品で推奨している乾電池は、水銀を使用しない物です。