BLOG社員ブログ ディジぶろ
2016年08月31日
Pi!を使用した計測作業の効率化(4)
第4章 - 音声応答システムの紹介-
前回まではこちらをご覧下さい。
第1章:「Pi!を使用した計測作業の効率化(1) 第1章 - 入力作業の自動化 –」
第2章:「Pi!を使用した計測作業の効率化(2) 第2章 - Pi!(DKA-101/102)の紹介 –」 第3章:「Pi!を使用した計測作業の効率化(3) 第3章 - 計測機器のご紹介 –」
第4章では、弊社機器の計測器Bluetoothアダプタ Pi!(DKA-101/DKA-102)と
連携できるソフトを御紹介致します。
■概要:
音声入力システムとPi!を組み合わせる事で、PCと計測場所が離れていてもデータを入力した際に音声で読み上げ、ヘッドフォンなどに送信します。
■メリット:
これまではPCの近くで作業を行わないとしっかり計測データがPC上に入力されたのかどうかが確認できませんでした。
ですがこのシステムを使用すると計測値のデータを読み上げますので、PCの画面を見ずとも作業が行えるようになり、よりいっそうPi!を御利用しやすくなります。
またソフト上で閾値などを設定できますので、簡易的なデータの合否判定も行うことができます。
■音声応答に関する質問:
Q1.使用できるOSの種類は?
A1.Windows端末のみ対応可能です。
Q2..ヘッドフォンは必須か?
A2.PCからの音声でも確認できますので、必須ではございません。ヘッドフォンでなくともBluetooth製のイヤフォンなどでも使用できます。
次回はDKA-101/DKA-102と連携できる帳票アプリの紹介の記事となります。
2016年08月29日
DKA-101のご紹介(5)
こんにちは。(ま)です。
さて、今回も計測器BluetoothアダプタPi! DKA-101のご紹介記事です。
これがDKA-101になります。
特徴を簡単に説明しますと
・デジマチック出力、もしくはRS-232Cインタフェースが付いた計測器を無線化
・Bluetooth無線で煩わしい配線が不要
・内蔵充電池で8時間動作(付属のACアダプタで充電及び常時通電しての動作も可能)
という物です。
この内、今回はDKA-101のBluetooth接続モードについて説明します。
Bluetooth 無線で接続を行う場合、一方の機器が接続待ちの状態で、
もう一方の機器が相手機器(接続待ち)に対して接続を開始するという動作を行います。
Bluetooth用語では一般的に
・接続を開始するほうをマスタモード
・接続待ちになる方をスレーブモード
と呼びます。
DKA-101の場合、お使いの用途に合わせて
マスタモードとスレーブモードを簡単に変更してご使用頂けます。
使い分けとしましては、例えば・・・
・デジマチックノギスにDKA-101を取り付けて、PCで計測データを収集するケース
DKA-101をマスタ、PCをスレーブとして、
PCを起動して、スレーブのBluetooth接続待ちうけ状態としておく
ノギスを使う際はDKA-101をオンにして接続し、長さを測定
使い終わったらDKA-101をオフにする
・デジタル台ばかりにDKA-101を取り付けて、ハンディターミナルで計測データを収集するケース
ハンディターミナルをマスタ、DKA-101をスレーブとして、
DKA-101をオンにして接続待ち受け状態としておく
台ばかりで重さを量る際にはハンディターミナルからDKA-101に接続し
測る対象を台ばかりに載せて、台ばかりで計量操作を実施
計り終わったらハンディターミナルからDKA-101を切断
のように、用途や合わせて使い分けが可能ですので、
きっと便利にお使い頂けます!!!
詳しくは、商品一覧ページの中程にあります「計測器Bluetoothアダプタ」にあるリンクから御覧下さい。
これらに興味を持って頂けましたら、是非とも弊社営業部までお問い合わせ下さい。
お問い合わせフォームはこちらから。お電話の場合はこちらのページをご参照下さい。
それではまた
2016年08月24日
Pi!を使用した計測作業の効率化(3)
第3章 - 計測機器のご紹介 –
前回まではこちらをご覧下さい。
第1章:「Pi!を使用した計測作業の効率化(1) 第1章 - 入力作業の自動化 –」
第2章:「Pi!を使用した計測作業の効率化(2) 第2章 - Pi!(DKA-101/102)の紹介 –」
第3章では、弊社機器の計測器Bluetoothアダプタ Pi!(DKA-101とDKA-102)に
接続実績のある計測機器をご紹介していきます。
<デジマチック機器>
①ノギス
寸法を正確に測定する計測器です。
(株)ミツトヨ製ノギス
CD-10AX/S10C/15CX/N50C等(ケーブルDOP-021K使用)
②マイクロメータ
小物の寸法を正確に測定する計測器です。
(株)ミツトヨ製マイクロメータ
MDC-25MJ/25MX/20MJ,BMS-25MJ等(ケーブルDOP-022K使用)
③デブスゲージ
溝の深さを測定できます。
(株)ミツトヨ製デプスゲージ
DMC100-150等(ケーブルDOP-022K使用)
<その他、はかりなど>
④ハカリ、電子天びん
重さや質量を測定する器具です。
(株)イシダ製 ハカリ
ITX-30,IWX-30・S,CB-Ⅲ1500,QB-Ⅱ等(ケーブルDOP-02DK使用)
(株)エー・アンド・デイ製 ハカリ
GP-12K,GX-8K,GF-8K等(ケーブルDOP-02IK使用)
新光電子(株)製 電子天秤
CJ-6200,HTRシリーズ等(ケーブルDOP-025K使用)
⑤超音波厚さ計
超音波を利用して対象物の厚みを測定する計測機器です。
オリンパス(株)製 超音波厚さ計
Model 37DL PLUS, Model 38DL PLUS等(ケーブルDOP-02DK使用)
などなど、他にも多数の接続確認済みの計測器がありますので、こちらをご確認下さい。
こちらのリスト以外にも、各計測器のインターフェイスに合わせた接続ケーブルを弊社にて作成しております。
Pi!と接続するための計測機器側の条件(RS-232C)はこちらになります。
・RS-232C端子のうち、送信・受信・GNDの3線を使用します。
なお、計測器側がデータ送信のみを行う仕様の場合は、送信・GNDの2線でも通信可能です。
一部、RS-232Cの制御線を必要とする機器の場合、カスタムで対応可能な場合がありますのでお問い合わせください。
・RS-232Cから電源を取るタイプの機器は使用できません。
上記条件を満たすようなRS-232C出力の計測器は基本的に接続可能ですので、ぜひ弊社営業部までお問い合わせ下さい。
Pi!の製品ページはこちらになります。
次回はPi!を使用した連携アプリの紹介の記事となります。