BLOG社員ブログ ディジぶろ
2016年08月22日
DKA-101のご紹介(4)
こんにちは。(ま)です。
8月も後半ですが、まだまだ暑い日が続きますね!
バテないように暑さ対策に気を付けて乗り切りましょう~
さて、今回も計測器BluetoothアダプタPi! DKA-101のご紹介記事です
(1回目の記事はこちら、2回目の記事はこちら、3回目の記事はこちらです)
これがDKA-101になります。
特徴を簡単に説明しますと
・デジマチック出力、もしくはRS-232Cインタフェースが付いた計測器を無線化
・Bluetooth無線で煩わしい配線が不要
・内蔵充電池で8時間動作(付属のACアダプタで充電及び常時通電しての動作も可能)
という物です。
この内、今回は付属の受信ユーティリティについて説明します。
DKA-101はホスト機器(PC、タブレット等)と接続する際に、Bluetooth の SPP という方式で
通信する仕様となっており、
Windowsの場合だと、アプリはCOMポートを経由して計測器からのデータを受ける必要があります。
「ん? 今使っているアプリはCOMポート使う設定が無いし、DKA-101は使えないの?」
いいえ、そんなことはありません!
DKA-101に付属の受信ユーティリティを使用すると、あら不思議!?
計測器からCOMポートで受信したデータを、キー入力に変換できます。
つまり、計測データを例えばExcelのセルにキー入力出来ちゃう!ということです。
きっと便利にお使い頂けます!!!
詳しくは、商品一覧ページの中程にあります「計測器Bluetoothアダプタ」にあるリンクから御覧下さい。
これらに興味を持って頂けましたら、是非とも弊社営業部までお問い合わせ下さい。
お問い合わせフォームはこちらから。お電話の場合はこちらのページをご参照下さい。
それではまた
2016年08月17日
Pi!を使用した計測作業の効率化(2)
第2章 ~Pi!(DKA-101/102)の紹介
前回:「Pi!を使用した計測作業の効率化(1) 第1章 - 入力作業の自動化 –」
前回の記事では、計測作業に伴う問題点を、入力作業の自動化により解消できることをご紹介しました。
今回は、計測結果の入力作業を自動化するために役立つ機器として、Pi! (DKA-101/102) をご紹介します。
■Pi!(DKA-101/102)とは?
Pi!は、計測器に外付けして使用する小型のBluetoothアダプタです。
Pi!を使用することで、計測器のデータをPCやタブレットにBluetooth経由で送ることができます。
計測したらボタンを押すだけの簡単操作で入力できますので、現場での作業効率向上につながります。
また計測データを転記する必要も無くなるので、誤入力など手作業によるミスを防ぐこともできます。
■既存のシステムとの連携も簡単!
Pi!からのデータは、そのままキーボード入力されます(※)ので、Excelなどお使いのソフトにも
プログラムレスで連携可能です。
(※DKA-101では、付属の受信ユーティリティを使用した場合、
DKA-102では、HID(HOGP)モードにて使用した場合です)
また、キーボード入力として使用する以外に、シリアル通信モードを使用することで、
既存のケーブル接続をそのままワイヤレス化するといった使い方ができます。
こうすることで、ケーブル接続の手間がなくなり、現場での作業軽減につながります。
ハカリのような設置型の計測器であれば、配線がなくなり、省スペース化が図れるなどのメリットもあります。
Pi!は外部出力(RS-232Cやデジマチック出力)機能を備えている機器であれば、おおよそ対応可能です。
次回は、その中から実績のある計測機器をいくつかご紹介します。
※今回ご紹介したPi!(DKA-101/DKA-102)の詳細な仕様については、こちらの製品ページをご覧ください。
DKA-101 : http://www.digi-tek.com/products/dka101.html
DKA-102 : http://www.digi-tek.com/products/dka102.html
2016年08月10日
Pi!を使用した計測作業の効率化(1)
第1章 - 入力作業の自動化 –
■はじめに
製品開発、生産、研究など、様々なシーンで計測機器を使用される事はありませんか?
例えば、
・ノギス等で寸法を記録する
・ハカリ・天秤等で重量を記録する
などの作業を、日常的に行われている方も多いのではないでしょうか?
■問題点
このような、計測作業にまつわる課題としては、以下に挙げるような事がありがちです。
・計測結果を手入力することによる、誤記などのデータ間違い
作業担当者が、測定結果の値を目視して、Excel等の表に手で入力するケースは多いですが、
入力をうっかり間違ったまま、記録してしまう場合があります。
例)数字の間違い、小数点の入力忘れ、etc…
・計測結果を手書きで紙などに記入した場合の問題
単純な誤記等の他、
時間が経って結果を書いた用紙を見返してみると、判読できない、
記入者とは違う人が、結果を書いた用紙をみても、字にクセがあり判読が困難、
等の問題がありがちです。
また、一旦紙に記入した計測結果を、後で整理・分析するためにPC等に入力し直すにも
結構手間が掛かりますよね。
■解決策
計測結果を、正確に記録したい。また、入力時の手間を減らしたい。
これらの課題を解決する方法の1つとして、
・計測結果を人手で入力する代わりに、計測時に自動でPC等に入力する
ということが出来るのを御存知ですか?
実は、計測機器によっては、外部データ出力機能を持っている場合があります。
この出力機能を用いて、計測結果を直接PC等に入力することで
・手入力時の計測結果を誤入力してしまう可能性が無くなる
・手書きしていた計測結果をPCなどでまとめ直す手間が不要になる
という、大きなメリットがあるのです!
■出力機能
計測機器の外部データ出力機能の例としては、以下の様な物があります。
・デジマチック
・RS-232C
・Bluetooth
・USB
・有線LAN
・無線LAN
・独自インタフェース
など様々です。
■次回
次回は、計測結果の入力作業を自動化するために役立つ機器として、
Pi! (DKA-101/DKA-102) を御紹介します。
※記載されている商品名・会社名等は、一般に商標又は登録商標です。