BLOG社員ブログ ディジぶろ
2016年07月25日
DKA-101のご紹介(1)
こんにちは。(ま)です。
以前にもご紹介した事がある内容ですが、
今回は、計測器BluetoothアダプタPi! DKA-101について改めてご紹介します
これがDKA-101になります。
特徴を簡単に説明しますと
・デジマチック出力、もしくはRS-232Cインタフェースが付いた計測器を無線化
・Bluetooth無線で煩わしい配線が不要
・内蔵充電池で8時間動作(付属のACアダプタで充電及び常時通電しての動作も可能)
という物です。
詳しくは、商品一覧ページの中程にあります「計測器Bluetoothアダプタ」にあるリンクから御覧下さい。
業務の改善・効率化に役立ちます。
例えば、数多くの計測器(ハカリなど)を使用している現場で、計測作業をシステム化できます。
これらに興味を持って頂けましたら、是非とも弊社営業部までお問い合わせ下さい。
お問い合わせフォームはこちらから。お電話の場合はこちらのページをご参照下さい。
それではまた
2016年07月20日
Bluetoothについて(5) ~Bluetooth搭載機器~
本章ではBluetooth通信が実際にどのような機器に搭載され、
どのような使い方をされているかをみていきたいと思います。
①携帯電話・スマートフォン
一番、身近にBluetoothが搭載されている機器というと、携帯電話やスマートフォンになるのではないでしょうか。
有線イヤホンの代わりにBluetoothを使ったワイヤレスヘッドセットが普及しています。
②カーナビゲーション
近年は携帯電話やスマートフォンと連携したBluetoothハンズフリー通話が搭載されたカーナビゲーションが一般的となっています。通話以外にも機種によってはBluetooth接続で携帯音楽プレーヤーに収録した音楽を車内で再生することができます。
③デジタルオーディオプレーヤー
Bluetoothを用いてワイヤレスで音楽を楽しめるようになりました。プレーヤーに対してヘッドホンやスピーカーが今まで有線接続だったものがBluetoothによりワイヤレス接続できるようになりました。
④パソコン
パソコンにもBluetoothが搭載されており、マウスやキーボードとのワイヤレス接続が普及しています。
⑤ゲーム機
家庭用ゲーム機の無線コントローラにも幅広くBluetoothが使われています。
⑥バーコードリーダやハンディターミナル
バーコードを読み取るバーコードリーダやハンディターミナルにも近年では多くのメーカーでBluetooth通信が搭載され、データ通信などが容易にできるようになりました。
弊社ディジ・テックもBluetoothを搭載したハンディターミナルを手掛けています。
⑦モバイルプリンタ
ハンディターミナルとBluetooth通信で連携してラベルなどを印刷できるモバイルプリンタも増えてきています。
その他には、身近な電子機器で、デジタルカメラ、腕時計・スマートウォッチなど。また健康管理機器として、体重計・体脂肪計・血圧計・心拍計などもBluetoothが搭載されているものがあります。
皆様がお持ちの電子機器などをみてみれば、どこかにこのようなBluetoothのマークが入っている機器があるのではないでしょうか。
Bluetoothについて5回にわたって説明させていただきましたが、次回はこれらのまとめをお伝えしていきます。
2016年07月13日
Bluetoothについて(4) - プロファイル –
今回はBluetoothのプロファイルについて紹介します。
■Bluetoothのプロファイルとは?
プロファイルとは、Bluetooth通信を行う上でのプロトコル(取り決め)のことをいいます。プロファイルにはいくつか種類があり、それぞれプロファイル毎に通信できるデータの種類・用途が異なります。例えば、音響機器との通信の場合、音声データを扱うためのプロファイルで通信を行わなければなりません。
また通信を行う機器の双方が同じプロファイルに対応している必要があります。
■プロファイルにはどんな種類があるのですか?
プロファイルには、音声データを扱うものや医療機器向けのものなど様々なものがあります。ここでは、弊社製品でよく使われるデータ入力に関係するプロファイルをいくつか紹介します。
- SPP
- HID
- GATT
- HOGP
■SPP(Serial Port Profile)
仮想シリアルポートを用いてデータの送受信を行うプロファイルです。
SPPで通信を行うことにより、シリアル通信(RS-232C)と同様のやり取りをBluetooth経由で行うことができます。
ただし、SPPで通信するためには通信データを制御するためのアプリケーションが必要です。
■HID(Human Interface Device profile)
キーボードやマウスといった入力装置のデータを通信するためのプロファイルです。
HIDで送信されたデータは、キーボードからの入力データと同じように扱われます。
通信データを制御するアプリケーション等は必要なく、接続すればすぐにデータの通信が行えるという利点があります。
入力装置を扱うという性質上、双方向の通信はできません。
■GATT(Generic ATTribute profile)
GATTは、Bluetooth4.0からサポートされたプロファイルです。
GATTでは、複数の種類のデータをやり取りでき、またデータの定義についても各種機器ごとに任意に決められます。
例えば心拍計の場合、心拍数データを定期的に送ったりバッテリ残量を通知するといったような使い方ができます。
■HOGP(HID Over Gatt Profile)
GATTプロファイルをベースとして、HID機能を持たせたプロファイルです。
機能自体はHIDと同じですが、Bluetooth LowEnergyであるためHIDよりも省電力に通信を行うことができます。
次回は、Bluetooth搭載機器に関して御説明致します。