BLOG社員ブログ ディジぶろ
2015年07月6日
DKA-101 と DKA-102 の違い
こんにちは。(ま)です。
今回は、計測器 Bluetoothアダプタ DKA-101 と DKA-102 の違いについてご紹介します。
以前の記事でも取り上げていますので、そちらも是非ご参照下さい。
ブログ右側の検索窓で、「DKA-101」「DKA-102」と入力して検索すると、該当記事が出てきます。
いずれも、ノギスやハカリ等を手軽にBluetooth無線化するアダプタです。
DKA-101
・本体色はグレー
・Bluetooth はV2.0 で通信方式はSPP
DKA-102
・本体色は黒
・Bluetooth は V4.0 (BLE Single mode) で通信方式はHID (HOGP) とGATTシリアルの2方式
・連続動作時間が DKA-101 よりも長い
DKA-101 と DKA-102 は、接続できる計測器 (ノギス、ハカリ等) は相互に互換性があります。
一方、Bluetooth の方式が異なるため、無線で繋がる端末(PC, タブレット等)の扱いが異なります。
DKA-101のBluetooth V2.0 は従来からある規格で、多くのWindowsPCやPDA 、Android等に搭載されています。(端末側でBluetooth V3.0 や V4.0 と書いてある場合も繋がります。)
通信方式はSPPなので端末上ではシリアル通信になり、一般的なシリアル通信を処理するアプリを作れれば簡単に扱えます。例えばWindows の場合、仮想COMポートを開けばデータを受信できます。 但し、iOS端末(iPad, iPhone, iPod Touch) には繋がりません。
また、今の所Windows限定になりますが、 弊社製キー入力ユーティリティを使用すれば、データをキー入力に変換し、Excelのセル等に入力出来ます。
DKA-102のBluetooth V4.0 (Single mode) は、一般にはBLE (Bluetooth Low Energy) とも呼ばれる比較的新しい規格です。 通信方式はHID (HOGP) とGATTシリアルの2方式から選べます。
HIDの場合は端末からみるとキー入力デバイスとなるので、 iOS端末(iPad, iPhone, iPod Touch) や Android 端末でも、アプリにキー入力することが出来ます。
また、GATTシリアルの場合は、別途アプリを作る必要がありますが、キー入力を介さずにデータを直接扱えますので、柔軟にシステムを組むことが可能です。
さらに、Bluetooth Low Energy はその名の如く消費電力が少ないので、連続動作時間がDKA-101 に比べて長くなっています。(使用条件にもよりますが、2倍~5倍!)
その他仕様については DKA-101製品情報ページ と DKA-102製品情報ページ の仕様表をご覧下さい。
製品選びの一助になれば幸いです。
それではまた来週。
2015年06月29日
DHS-112 と DHS-112A の違い
こんにちは。(ま)です。
今回は、弊社製 Bluetoothハンディスキャナ DHS-112 と DHS-112A の違いについてご紹介します。
いずれの機種もバーコードを読み取ってBluetooth無線でPC等の端末に送ることが出来る製品です。
型番の末尾に “A” が付かないものと付くもので、大まかに以下の仕様の違いがあります。
DHS-112
・本体色は白
・Bluetoothの通信方式はSPPのみ
・バーコードスキャナはレーザー方式
DHS-112A
・本体色は黒
・Bluetoothの通信方式はSPPとHIDの2方式
・バーコードスキャナはCCD方式
Bluetooth の通信方式の違いについて
SPPの場合、DHSが読み取ったバーコードデータは端末上ではシリアル通信に見えますので、一般的なシリアル通信を処理するアプリを作れれば簡単に扱えます。例えばWindows の場合、仮想COMポートを開けばデータを受信できます。
また、今の所Windows限定になりますが、 弊社製キー入力ユーティリティを使用すれば、読み取ったバーコードデータをキー入力に変換し、Excelのセル等に入力出来ます。
さらに、DHS-122A が対応しているHIDの場合、端末に直接キー入力出来ますので、 弊社製キー入力ユーティリティが対応していない iOS端末(iPad, iPhone, iPod Touch) や Android 端末でも、端末のアプリにキー入力することが出来ます。
バーコードスキャナの方式の違いについて
レーザーはCCDに比べると読み取り距離が長めになります。また、レーザーは反射を利用して読み取るため、例えばPC等の画面に表示したバーコードは読み取れませんが、CCDは画像処理のため、PC等の画面に表示したバーコードでも読み取れます。以前の記事もご参照下さい。
その他仕様については DHS-112製品情報ページ と DHS-112A製品情報ページ の仕様表をご覧下さい。
製品選びの一助になれば幸いです。
それではまた来週。
2015年06月24日
Pi!Keyboardの新機能のご紹介
こんにちは、Kです。
DKA-102のデータを入力するiOS8用アプリ『Pi!Keyboard』をバージョンアップしました。
今回のバージョンアップにより、キーボード表示中でもDKA-102に接続できるようになりました。
これまでは、専用の接続ツールを立ち上げて接続していましたが、
最新版では、キーボードを起動した状態で、
DKA-102を電源ONするだけで、自動的に接続されます。
接続ツールを立ち上げる必要が無くなり、
とっても使い勝手がよくなりました 🙂
複数接続にも対応していますので、
複数の計測機器からのデータの入力が可能です。
AppStoreよりダウンロードできますので、
DKA-102をお持ちの方は、是非一度お試し下さい。